ピノコの一周忌

今日はピノコの一周忌の日です。

去年のこの日、ピノコを自分の目の前で起きた交通事故で亡くす、という自分にとってすごく悲しい出来事がありました。

その後沢山の方がピノコのために集まってくれたり、お花を下さり感謝しております。

ピノコのことは忘れることがありません。

うちにはもう一匹りんこがおり「あぁ、もう一匹いて、正直良かった」と思うこともありますが、やはりピノコはピノコで、何にも変えられない存在だと感じます。

ピノコは初めて飼った猫のせいもあるのでしょうが、特別というか、不思議な猫だったと思います。

りんちゃんといるとより強く感じることがあります。

ピノコといると、しばしば言葉の話せない人間の子どもと暮らしているような錯覚がありました。

りんこには残念ながらそこまでのことは感じないので、ピノコはすごい猫だったなぁと思います。

ピノコを亡くして自分を責めそうになった時もありますが、案外スッキリと死を受け入れられたところがあります。

悲しいことに毎日死んでいく猫はびっくりするくらいいるという事実もあって、最後まで一緒にいられたし、知らないところで死んでいるよりは良かったんじゃないかと思えるようになりました。

ペットを飼うことも、車に乗ることも、全部人間のエゴです。

飼った時から、もうこれはエゴでしかない、と思っていたところもあります。

私は動物愛護団体でもないし、何一つ主張出来るようなものは持ち合わせておりませんが、単なる猫好きとして、いたずらに殺されてく猫や犬が減って欲しいなぁと思います。

ピノコに話を戻すと、実は亡くなってから、夢に出て来たり、気配を感じるということは全然なくて(ちょっと寂しい)、びっくりする死に方だったけど成仏したのかなと思う毎日です。

天国でもなんかうまいことやってそうなタイプだなぁ。