武盾一郎さんとのコラボ新作「流れる線の調べと空白のシャツ」の撮影の話
04212310
さて、新作の撮影について。
今回はいつものナチュラルなレタルとは違った雰囲気にしたいなと思いました。
今までは自分が着たい、だったんですが、今回は自分が見たい、シャツを作りました。
元々メンズ誌を見るのが好きな私ですが、自分のフェティシズムみたいのを全面に押し出したものを今回は作れたように思います。
それもコラボしてくれた武盾一郎さんの絵のおかげだと思います。
武さんとのコラボは資金繰りやら、私の怠慢やらで長らく延びてしまったので、申し訳なかったのですが、今回ようやく実現出来て、本当良かったと思います。
武さんの絵には危うさや、ゆらぎみたいなのがあり、それが線譜という音楽的な絵になり、私が心惹かれた理由じゃないかと思います。
見た瞬間にとにかくこの絵はいい服になる、と思いました。
さて、今回はカメラマンさんもいつも撮影して頂いている福岡さんではなく、阿曽聡さんにお願いしました。
私の印象から言うと、福岡さんは現場の空気を感じとったイメージ寄りでほわっとざらっとした感じ、阿曽さんは対極で作り込んで、しっかりモノを見せ、カッチリ、ツルッとした写真です。
どちらもそれぞれの叙情性はありますが、アプローチが全然違う印象です。
今回はいつもと違って、思い切り作り込んだ写真を撮りたく、武さんの絵もキッチリ見せたかったので、阿曽さんにお願いしました。
ヘアメイクは前回同様、小泉真美さんにお願いしましたが、前回は限りなくすっぴんに近いけど、綺麗、な見せ方で、もっとヘアメイクをやって欲しかったこともあり、もうゴスメイクな感じでお願いしました。
モデルは永井智君という、昨年『白いシャツの店 レタルの白いシャツ展 』に一番乗りで来てくれた方です。
その時にこの子は随分綺麗な男の子だなと思ったのですが、その後Twitterのフォロワーさんと知り、今回モデルをお願いしました。
今回のテーマは「ダークでストイックで繊細(その後だけどフレッシュでイノセントでBLっぽくも追加」だったんですが、先に(と言っても2日前)イメージとしての写真をいくつか送りました。
まずはザ・スミスのギターのジョニー・マー
です。
ザ・スミスに関して言うとモリッシーのボーカルはそんなに好きじゃないのですが、マーの淋しげなギターはすごく好きなのです(余談)。
あと、ピンク・フロイドの初期のギターヴォーカル、シド・バレットです。
この人は1960年代から70年代に活躍した人で、ちょっと伝説的な人なのですが、この写真見る限り、2010年代のインディーバンドです、と言っても誰も疑わないくらいカッコいい。
音楽もかなり先進的で、ピストルズや、他のミュージシャンにかなり影響を及ぼした方です(これまた余談)。
そんな大好きな二人の写真を撮影に関わる方々と武さんに送りつけるという、フェティシズム全開な撮影となりました(笑)。
そして「コンクリート打ちっ放しな廃墟みたいなところ」という撮影場所を探していたところ、阿曽さんの奥様(Twitterフォローし合ってます)が「うちのアトリエどう⁈」とおっしゃってくれたので、阿曽さんの御宅にも個人的に行きたかったので、是非!と決定しました。
撮影は本日4/21日10時50分に阿曽さんのお家の最寄り駅集合で、小泉さんとは駅の改札手前で会えたのですが、永井君がなかなか現れない…。
で、電話したりLINEしたりしていたところ、なんと永井君は逆方向の電車に乗り、うっかり寝てしまって、かなり遠くの駅まで行ってしまったのでした(笑)。
そんな訳で車で迎えに来てくれた阿曽さんの車に先に小泉さんと私は乗り込み、一足お先に阿曽さん宅で準備したり、阿曽さんの娘さん(3ヶ月の子もいます!)と遊んだりしました。
そんな大物永井君が駅に着く頃迎えに行き、到着してまずはご飯(笑)。
阿曽さんの奥様がご用意してくれたサラダやチキンカツと、撮影中に食べられるだろうと思い私が用意したサンドイッチを頂き撮影へ。
まずは小泉さんにヘアメイクをバッチリやってもらいました。



永井君は本当に女の子のように綺麗な子で(私より美人!)、髪型もマッシュルームカットでイメージ通り。
そしてシャツがサイズピッタリでした!良かった!(計測してません)
その間に阿曽さんは調整などしてくれました。

私はいつものごとく地蔵です(笑)。
役立たねー。
素人の男の子にゴスメイクは可哀想かな…と思いつつ、快く引き受けてくれた永井君に、思い切りよく小泉さんはお化粧していってくれました(笑)。

そして撮影。

この写真はちょうどストロボたいた瞬間で不思議な写真です。

なかなかすごい感じ。
その後Ustreamしたりもしました(途切れ途切れでごめんなさい!)。
今日はとっても寒かったけど、永井君頑張ってくれたので、遅刻の名誉挽回。
にしても寒かった…。
撮影毎度寒いのは私のせいですかね…。
最初はタイトなマッシュルームっぽい髪型でしたが、途中で動きのある感じを出してもらいました。
直し中。
その後も沢山撮り、なんとたったシャツ一枚に700枚くらい撮ってもらうという、なんとも贅沢な撮影(最近気付きましたが、うちって贅沢ですよね…)。
最後のチェックを終えて終了!

おー、めっちゃ好きな感じ(笑)。
その後私は例の肉食女子部があるため、お茶する余裕なく解散。
しかし、充実した撮影でした。自分的に(笑)。
この後はサイトアップの準備になりますが、連休くらいのアップになるかなーと思います。
今回のシャツはモード好きの人や、ゴス好きの人など、意外といろんな人に気に入ってもらえるかなと思いますし、売れてもらわないと大人の事情でごにょごにょな感じですが(笑)、いいシャツが出来たと思います。
ちなみに新作の名前は村上春樹的な感じで『流れる線の調べと空白のシャツ』です(笑)。
またサイトアップしたらお知らせしますね。
今回はいつものナチュラルなレタルとは違った雰囲気にしたいなと思いました。
今までは自分が着たい、だったんですが、今回は自分が見たい、シャツを作りました。
元々メンズ誌を見るのが好きな私ですが、自分のフェティシズムみたいのを全面に押し出したものを今回は作れたように思います。
それもコラボしてくれた武盾一郎さんの絵のおかげだと思います。
武さんとのコラボは資金繰りやら、私の怠慢やらで長らく延びてしまったので、申し訳なかったのですが、今回ようやく実現出来て、本当良かったと思います。
武さんの絵には危うさや、ゆらぎみたいなのがあり、それが線譜という音楽的な絵になり、私が心惹かれた理由じゃないかと思います。
見た瞬間にとにかくこの絵はいい服になる、と思いました。
さて、今回はカメラマンさんもいつも撮影して頂いている福岡さんではなく、阿曽聡さんにお願いしました。
私の印象から言うと、福岡さんは現場の空気を感じとったイメージ寄りでほわっとざらっとした感じ、阿曽さんは対極で作り込んで、しっかりモノを見せ、カッチリ、ツルッとした写真です。
どちらもそれぞれの叙情性はありますが、アプローチが全然違う印象です。
今回はいつもと違って、思い切り作り込んだ写真を撮りたく、武さんの絵もキッチリ見せたかったので、阿曽さんにお願いしました。
ヘアメイクは前回同様、小泉真美さんにお願いしましたが、前回は限りなくすっぴんに近いけど、綺麗、な見せ方で、もっとヘアメイクをやって欲しかったこともあり、もうゴスメイクな感じでお願いしました。
モデルは永井智君という、昨年『白いシャツの店 レタルの白いシャツ展 』に一番乗りで来てくれた方です。
その時にこの子は随分綺麗な男の子だなと思ったのですが、その後Twitterのフォロワーさんと知り、今回モデルをお願いしました。
今回のテーマは「ダークでストイックで繊細(その後だけどフレッシュでイノセントでBLっぽくも追加」だったんですが、先に(と言っても2日前)イメージとしての写真をいくつか送りました。
まずはザ・スミスのギターのジョニー・マー

ザ・スミスに関して言うとモリッシーのボーカルはそんなに好きじゃないのですが、マーの淋しげなギターはすごく好きなのです(余談)。
あと、ピンク・フロイドの初期のギターヴォーカル、シド・バレットです。

この人は1960年代から70年代に活躍した人で、ちょっと伝説的な人なのですが、この写真見る限り、2010年代のインディーバンドです、と言っても誰も疑わないくらいカッコいい。
音楽もかなり先進的で、ピストルズや、他のミュージシャンにかなり影響を及ぼした方です(これまた余談)。
そんな大好きな二人の写真を撮影に関わる方々と武さんに送りつけるという、フェティシズム全開な撮影となりました(笑)。
そして「コンクリート打ちっ放しな廃墟みたいなところ」という撮影場所を探していたところ、阿曽さんの奥様(Twitterフォローし合ってます)が「うちのアトリエどう⁈」とおっしゃってくれたので、阿曽さんの御宅にも個人的に行きたかったので、是非!と決定しました。
撮影は本日4/21日10時50分に阿曽さんのお家の最寄り駅集合で、小泉さんとは駅の改札手前で会えたのですが、永井君がなかなか現れない…。
で、電話したりLINEしたりしていたところ、なんと永井君は逆方向の電車に乗り、うっかり寝てしまって、かなり遠くの駅まで行ってしまったのでした(笑)。
そんな訳で車で迎えに来てくれた阿曽さんの車に先に小泉さんと私は乗り込み、一足お先に阿曽さん宅で準備したり、阿曽さんの娘さん(3ヶ月の子もいます!)と遊んだりしました。
そんな大物永井君が駅に着く頃迎えに行き、到着してまずはご飯(笑)。
阿曽さんの奥様がご用意してくれたサラダやチキンカツと、撮影中に食べられるだろうと思い私が用意したサンドイッチを頂き撮影へ。
まずは小泉さんにヘアメイクをバッチリやってもらいました。



永井君は本当に女の子のように綺麗な子で(私より美人!)、髪型もマッシュルームカットでイメージ通り。
そしてシャツがサイズピッタリでした!良かった!(計測してません)
その間に阿曽さんは調整などしてくれました。

私はいつものごとく地蔵です(笑)。
役立たねー。
素人の男の子にゴスメイクは可哀想かな…と思いつつ、快く引き受けてくれた永井君に、思い切りよく小泉さんはお化粧していってくれました(笑)。

そして撮影。

この写真はちょうどストロボたいた瞬間で不思議な写真です。

なかなかすごい感じ。
その後Ustreamしたりもしました(途切れ途切れでごめんなさい!)。
今日はとっても寒かったけど、永井君頑張ってくれたので、遅刻の名誉挽回。
にしても寒かった…。
撮影毎度寒いのは私のせいですかね…。
最初はタイトなマッシュルームっぽい髪型でしたが、途中で動きのある感じを出してもらいました。
直し中。

その後も沢山撮り、なんとたったシャツ一枚に700枚くらい撮ってもらうという、なんとも贅沢な撮影(最近気付きましたが、うちって贅沢ですよね…)。
最後のチェックを終えて終了!

おー、めっちゃ好きな感じ(笑)。
その後私は例の肉食女子部があるため、お茶する余裕なく解散。
しかし、充実した撮影でした。自分的に(笑)。
この後はサイトアップの準備になりますが、連休くらいのアップになるかなーと思います。
今回のシャツはモード好きの人や、ゴス好きの人など、意外といろんな人に気に入ってもらえるかなと思いますし、売れてもらわないと大人の事情でごにょごにょな感じですが(笑)、いいシャツが出来たと思います。
ちなみに新作の名前は村上春樹的な感じで『流れる線の調べと空白のシャツ』です(笑)。
またサイトアップしたらお知らせしますね。
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category: レタルのシャツ
この記事に対するコメント:
今回のはどちらで見せられる撮影なんですか?
次の展示とかかな。楽しみにしてます!
(^ ^)
katomi #dAUqA4o2 | URL | 2013/04/22 12:14 * edit *
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